2022/09/23 01:10
こんにちは。川野です。
今日は多重露光の舞台裏。Moon and ambiguous time(月とあいまいな時間)という作品を紹介します。この作品は今年春に出版されたドイツのアートブック『Odyssey of Life』に掲載されています。

舞台裏は・・・
まずグラスがありまして

ここに三日月の写真を重ねます。

木々の影や電線が味をだしてます。いや、ちょっと不気味?

ここに蔦の葉の写真を重ねます。

完成間近!三日月が良い感じ。

最後に全体の明るさを調整します。

素材写真はどれも特別感の無い写真なのですが、重ねていくとパラレルワールドへの扉が開きます。
アートブックを制作しているのは、ドイツのフリーの編集者で、毎回テーマにそった作品を募集します。このときのテーマは「Odyssey of Life」。古代ギリシア文学の英雄オデュッセウスの物語をイメージした作品集。テーマを広く捉えてイメージしていいので、とても助かりました。
書籍も購入できるのですが、うっかり購入し忘れていたら、とっても円安になってしまって、しかも送料もかなりかかるので、どうしたものかと思っているところです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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